なるようになる
同じような言葉、似たような言葉でも、違うと感じるものがあります。
例えば、
なるようになる。
なるようにしかならない。
ネット上の辞書で見ると、
なるようになる。というのは、物事はとやかく言ったりあれこれ心配しても関係なく、必然の成り行きのままになるものだ。
とあります。
簡単に言うと、流れに任せていればどこかに着地する。ということですね。
なるようにしかならない。は、なるようになるをもじって諦念を込めて表した言い方。
とあります。
どんなに努力しても良い風にはならない。という感じです。
人から「なるようになるよ」と言われると、何となくポジティブな感じがするのに、
「なるようにしかならないよ」と言われると、少し残念な感じがします。
他にも、同じ状況を見て、
○○さんが○○をした。
○○さんに○○された。
も違いますね。
単なる状況説明と被害者意識。
些細な事、ちょっとした言い回しにも思考の癖は出るものです。
あなたは普段、どんな言葉を使っているでしょうか。
自分の言葉の癖を知れば、自分の思考の癖も見えてきます。