エネルギーの休息期
人はずっと走り続けることは出来ません。
走ってばかりでは疲れてしまいますし、必ずどこかで休息が必要になります。
それがエネルギーの休息期です。
大人になるほど、自分がしてきたことに少しずつ自信を持てるようになります。
特にエネルギーの休息期に入る前は、エネルギー状態は高いですから、無意識のうちに「このままの状態が続くだろう」と思う人が多く、
そのまま休息期に入っても、エネルギー状態が高かったときの余力がありますので、まだしばらく走れます。
そして、ある日、あれ?となって、足を止めるようになります。
上手くいかないことが増えている気がする。
思い通りにいかないことが増えている気がする。
何か最近体調が悪いような気がする。
何でこうなるの?
など、イライラしたり、落ち込んだり、もがいてみたり・・・
これはエネルギーの休息期あるあるです。
エネルギーの休息期に入ると、身体も休息を必要としますので、休みを取ろうとしない人には、体調不良という形で出てくることもありますが、
それ以上に顕著なのが、心の不調です。
普段なら思わないことを思うようになったり、必要以上に深刻に物事をとらえたり、不安や怖れが大きくなったり、怒りが大きくなったり。
物を見る目や受け取り方が歪むんですね。
自分に起きていることを全部人のせいにする人もいます。
私自身もエネルギーの休息期を子供の頃を含めて4回経験していますので、よく分かります。
色々とバランスが崩れます。
まあまあ、しんどいです(笑)
本当はしんどくないのかも知れないのですが、目が歪みがちになる分、受け取り方が歪みがちになる分、しんどく感じます。
エネルギーの休息期は誰にでもあるものですので、
もしも、最近何かがおかしいと感じることがあるのなら、自分のために時間を取って、心と身体のメンテナンスをしてくださいね。