霊視・スピリチュアルの世界

先祖の因縁は昔風スピリチュアル

 
あまり自分にとって良くないことが起きて、霊能者や占い師に相談したら「先祖の因縁が・・・と言われた」という話をたまに耳にします。
 
先祖の因縁なんてないです。
 
お墓参りに行かない、仏壇に手を合わせない、普段まったく思い出さないからと言って、自分の大切な身内に何か悪いことをするご先祖様はいません。
 
自分自身が先祖になったときのことを考えたら、そんなことはしないと想像出来ますよね。
 
ご先祖様だけでなく、神様、仏様も同じ、そんな意地悪なことはしません。
 
よくあるのが身内が病気になったときに相談に行ったら「ご先祖様が・・・と言われた」というパターンです。
 
病気の原因が先祖の因縁と聞けば、一瞬光が見えてくる人もいるかも知れませんね。
 
お墓参りに行けば、仏壇を大切に扱えば、症状が改善されるかも知れないという希望が見えてきますから。
 
ただ、私はそんないい加減なことを口にする霊能者の皆さんに物申したい。
 
病気や障害のことをもっと勉強したほうが良い。
 
病気や障害に限らず、原因不明なことを霊的なものに結び付けるのは亡くなった人に失礼。
 
いわゆる同業者(なのかな?)で、不調や不運に思えるようなことをご先祖様のせいにする人がまだいるのかと思うととても残念な気持ちになります。
 
どんな経験にも学びがあります。
 
その経験があるからこそ見えてくるもの、選択出来るものがあります。
 
昔風スピリチュアルに翻弄されないで、あなたは現実的な解決策を探してくださいね。