与える意味
人は自分で与えた意味を自分のすべてで受け取ります。
例えば、誰かに裏切られたような現実が目の前にあるとき、
そこに裏切られたと意味を与えれば、あなたは人から裏切られたことになり被害者になります。
そこに相手の本質が見ることが出来る良い経験だったと意味を与えれば、裏切りも生まれませんし、被害者にもなりません。
同じことを見ていても、与える意味が違えば受け取るものが変わるんですね。
人は一瞬で出来事に対して意味を与えています。
この意味の与え方には思考の癖も関係していますので、ネガティブな思考に傾くことが多い人は、瞬間的にネガティブな意味を与えることが得意です。
いつもはポジティブな思考でいる人でも、心や身体が疲れているときにはついついネガティブな意味を与えてしまうこともあります。
ただ、どちらの思考だったとしても、与える意味によって受け取るものが変わる。ということを知っていれば、
時間が経ったときにでも与える意味はいくらでも変えることが出来ますし、
与える意味が変わればあなたの受け取るものが変わり、あなたの心情にも変化が生まれます。
心情が変わればあなたの目に映るものも変わっていきます。
目に映るものが変われば、あなたの人生も変わっていきます。
人生は「たかが意味づけ一つ、されど意味づけ一つ」なのです。