パンドラの箱

私の抵抗

 
今では「さおりん=霊視の人」と、多くの人に覚えていただいている私ですが、

実は、霊視とか霊感とか、ネット上に出すのに、ものすごく抵抗感があったんです。

私はヒーラーでいたいと思っていたので、スピリチュアル色を出すことがイヤでイヤで仕方がなかったんですね。

だから、サロンをオープンしたときの屋号には「スピリチュアルヒーリングサロン」なんてつけていませんでしたし、サイトも爽やかなものにしていたんです。

でも、言葉にならない違和感がありました。

だって、ヒーリング中に霊視してたんですもん(笑)

そのときにまた、知り合いのヒーラーに言われました。

「ヒーリングと一緒にやってることは、スピリチュアルカウンセリングとかチャネリングリーディングでしょ?」

あ、そっか。

腑に落ちた数時間後、セッションメニューにチャネリングが登場したのですが、やっぱり霊視と出すのには抵抗がありました。

その理由は、占い師時代の経験です。

私はもっと本気で幸せになりたいと願っている人に来て欲しいのに、占術に霊視と入れているだけで、私が望んでいるタイプの人とは違う人たちと出会うことが多かったんです。

だから、イヤ~となっていたわけですね。

それでも、悩んでいる人の力になりたいという気持ちは変わりません。

サイトやブログをたくさん読んでもらうためには、霊視を出したほうがたくさんの人に読んでいただけることは分かっています。

でも、イヤだ!

そして、しばらく同じところをグルグルまわったあとに、勇気を振り絞ることにしたんですね。

当時の私にとっては一大決心だったのですが、やったことはとても簡単なこと。

サイトとブログタイトルに霊視・スピリチュアルと入れただけなのですが(笑)行動を起こしてみれば、意外と何てことなかったことに気づき、抵抗感もなくなったのですね。

これでまた一つクリアしたというわけです。