霊視・スピリチュアルの世界

心療内科や精神科に行くような病気

 
心療内科と聞くと、何となく鬱病を想像する人が多いのではないかと思います。
 
世の中にはたくさんの病気、病名があります。
 
一般的にはあまり知られていない病気もたくさんあります。
 
例えば、統合失調症。これは以前は精神分裂病という病名でしたが、今では脳の病気と言われています。
 
昔は統合失調症を発症した人は、霊障だ、キツネ憑きだと言われて、病院ではなく霊能者を頼っている人もいたのではないかと思われますが、発症すると幻聴・幻覚などがありますので、今の時代になっても勘違いしている人はいます。
 
統合失調症の本人が「霊的な経験をした」と言われることも多々ありますし、「職場で霊障騒ぎがあって怖かった」と言われていた人の話をよくよく聞いてみると、「あれ?それは霊障じゃなくて統合失調症だよね?」ということもありました。
 
その他にも、パーソナリティ障害(人格障害)や妄想性障害など、一般的にはあまり耳にしないような病気もあります。
 
そして、私自身の経験から、妄想性障害などは本人が気づいていないことが多い印象です。
 
自分の臭いが気になる。
 
外に出ると人がじっと顔を見てくる。
 
など、本人にとってはそれが事実であり現実ですので気づきにくいのですね。
 
例えば、妄想性障害の一つの自臭症という病気の人は、
 
自分の臭いが気になる→本当に臭い→もしかして病気かも→病院(内科や婦人科など)に行っても悪いところはなかった→でも臭う→自分が近づくと咳き込む人がいたり窓を開けられる→何をやっても臭いがなくならない→これは霊障に違いない。
 
という、とんでもないところに着地されている人もいます。
 
いやいや、それは霊障でもなんでもないです。と言っても伝わりませんし、原因が分からない霊能者やヒーラーが「では浄化しましょう」と対応している場合もありますので、堂々巡りな感じになっていることも多いです。

私個人の意見としては、人間の持ってる霊能力なんて万能じゃないんだから、霊能力があったとてしてもその能力に頼るだけでなく現実的に勉強したら?と思うわけですが、まあそれは置いといて…(笑)
 
「自力でどうにもならないものは霊のせい」ではなく、現実的に病院へ行くことも必要な場合もあるということをお伝えしたくて書いてみました。
 
おしまい。