水子供養
水子になった子はお腹の中で怖い思いをします。
だからと言って、可哀想な子ではありません。
わざわざそんな経験をするために、お母さんのお腹を選んだ強い子です。
水子をきちんと供養しないと、元気に過ごしている兄弟、姉妹たちに災いがある。
水子には悪意はなくても、元気に過ごしている子が羨ましくて悪いことをしてしまう。
なんて嘘です。
そんな言葉は、水子になった子に対して失礼です。
例えば、命日にお子さんが体調を崩して、霊能者に「やっぱり・・・」と言われれば怖くなりますね。
お母さんは、ずっとずっとそのことが引っかかるようになります。
人によっては一生引っかかるかも知れません。
お子さんが命日にいつもと違うことをしようとすれば、止めたくなることもあるでしょう。
でも、よく考えてみてください。
お母さんのお腹を選んだ強い子が、例え無意識だったとしても、他の兄弟たちに何か悪さをすると思いますか?
体調を崩すことは誰にでも起こることですね。
昔は「水子供養をしないと子供がグレる」と言う霊能者もいましたが、体調を崩すこともグレることも、現実の世界にいない水子のせいにするなんて、
本当に失礼な話です。
もしも、霊能者に怖くなるようなことを言われて、その後にお子さんに何かあったとしたら、それは水子が原因ではなくお母さんの意識の問題です。
怖くなるようなことを言われて、ネガティブな部分に意識を繋ぎ続けた結果、自分で創った現実が目の前にあらわれるのです。
生まれてこなかった子に罪悪感を持ち続けて謝り続けるのではなく、強さを見てあげてください。
「ごめんなさい」よりも「お母さんのお腹に来てくれてありがとう」という気持ちでいることが、生まれて来なかった子の喜びになり、供養になるのです。