じっと見てくる
発達障害の人で、じーっと見てくる人がいます。
発達障害の人は人との距離が分からない人も多く、話をするときに距離が近かったり、何もないのにじっと見てくる人もいるんですね。
仕事中などにじっと見てくる人の中には、自分のやり方が正しいと思い込み、自分ルールで仕事をしているのかチェックしている人もいます。
どちらも発達障害の特性の一つなのですが、それに加えて、人をじっと見ているとどう思われるのかという想像が出来ないんですね。
想像が出来ないだけでなく、自分が人をじっと見ていることに気づいていない人もいます。
お客様からのご相談で、何であの人は見てくるんですか?と聞かれたときには、それが発達障害の特性の一つだから。とお答えしているのですが、
じっと見られていると、見られている側はストレスが溜まります。
仲の良い友達なら、もっと若いときなら、距離が近い!と言えたり、何で顔見てくるの?と言えたのかも知れませんが、
大人になると大人の対応をしようとしますから、余計にストレスが溜まります。
そのストレスからカサンドラ症候群の入り口に立ってしまう人もいます。
カサンドラ症候群とは
自分が辛くならないために、怒るのではなく、責めるのでもなく、その都度、何で見ているのか聞いてみるのも一つの方法です。
言いたくないなら言わなくても良いですが、気づかずやっている人の中には、言われて気づく人もいます。
言っても分からない人とは距離を置く。
言いたくないのなら、あなたの心を整理しましょう。
気にするのも気にしないのも、その場に居続けるのも離れるのも、あなたの選択です。