パンドラの箱

インナーチャイルド5

 
人は傷ついたことや悲しかったことなど、自分自身が経験したこととそこから生まれた感情を見続けたくありません。

見たくないので蓋をします。

これが潜在意識の中に詰め込まれるものです。

詰め込まれたものは自分にとってはいらないゴミのようなものですから、自分の中にあるのはイヤなので、外に捨てようとします。

でも、捨てようとしてなくなるものではありません。

あるものはあるのです。

だから、捨てようとしたものをきちんと拾ってくれる人があらわれます。

あなたが捨てようとしたものを拾ってくれるのは、家族、パートナー、友達、職場の同僚など、あなたのまわりにいる人たちです。

拾って「あなたの中にこんなものがあるんだよ」と見せて教えてくれます。

でも、あなたは見たくありませんから、感情の矛先は見せてくれた人に向かいます。

そこでまた、捨てようとしたもの(経験と感情)があなたの元へ戻ってきます。

この繰り返しです。