霊視・スピリチュアルの世界

幸せになりたくない症候群

 
ブログにも何度か書いたことがあるのですが、幸せになりたくない症候群についてお話しますね。
 
「幸せになりたくない」と言う人はあまりいません。
 
多くの人が「幸せになりたい」と思っています。
 
では何故、幸せになりたいと思っているのに、幸せな現実を創ることが出来ないのでしょうか。
 
環境が悪い。状況が悪い。親が悪い。家族が悪い。家相が悪い。名前が悪い。
 
理由を探そうと思えばいくらでも探せるかも知れませんが、自分の意識が現実を創るという視点から見てみるとどうでしょうか。
 
生まれてからずっと不幸だというお客様は見たことがないのですが、幸せを願う人の多くが幸せに慣れていません。
 
だから、少しでも自分自身が幸せな状況になると、その幸せが心地悪くなっていきます。
 
人によっては、今は幸せだけどまた嫌なことが起きるかもと、自分で自覚できるほどの根拠のない怖れを抱いている人もいるのですが、
 
多くの場合は幸せな状況に対して、無意識のうちに心地悪さを感じています。
 
本当に幸せに慣れていないのです。
 
そして、いつも通り、自分自身が悩んだり迷ったり、あまり幸せではない状況を創るために、人の口や行動を使って、自分が悩むような現実を創っていきます。
 
これは無意識にやっていることです。
 
あなたのまわりにいる人は、あなたの人生の登場人物の一人でしかありません。
 
それは、家族であっても大切な人であっても同じです。
 
まわりにいる人たちに悪役を演じさせるのも、あなたが悩むのも、根本にあるのはあなたの幸せに対する心地悪さです。
 
こういうタイプの人たちのことを私は「幸せになりたくない症候群」と言っています。
 
幸せになりたいと思うのなら、まずは「私は幸せになりたくない症候群かも」と疑ってみてください。
 
もしも自分が幸せになりたくない症候群だと気づいたら、少々嫌なことがあっても、「まだ幸せになりたくない症候群に片足突っ込んでんの?」と笑いながら自分に言ってあげてください。
 
嫌なことも笑うことが出来るようになれば、幸せになりたくない症候群から少しずつ抜け出せるようになります。