事実を語ることと悪口
人は人と関わりながら生きています。
人と関わっていると人間関係の問題が生まれることもあります。
世の中には色々な人がいますので、一方的に責められたり、あることないことを言われたりすることもあるかも知れません。
そこまで大きなことではなくでも、職場でも家庭でも友達同士でも、何か嫌だなと思うこともありますね。
そんなときは誰かに話を聞いて欲しくなることもあるでしょう。
この起きたことを誰かに話すとき、あなたはどんな言い方をするでしょうか。
こういうことがあった。と言うだけなら、あなたの目から見た事実を語っているだけです。
こういうことがあって、悲しかった。傷ついた。腹が立った。嫌いになった。と言うと、事実にあなたの感情がプラスされています。
こういうことを言われた。あの人はこんな人でこんなこともして・・・と続いていくと、事実プラス悪口になっていきます。
相手の人間性を否定すると、最終的には事実など関係なく悪口だけが印象に残ります。
自覚のないまま悪口を言う人は、どうやらこの違いに気づいていないようです。
これは悪口を言うなという話ではありません。
悪口を言うつもりで、悪口を言っている自覚があるのなら、言って良いです。
ただ、気づかないうちにずっと悪口を言っていると、悪口の対象となった相手の評価ではなく、自分の評価を下げてしまいます。
自分はどのタイプなのか、チェックしてみてくださいね。