相性エネルギーの反転
人と人が一緒にいると相性エネルギーが生まれます。
二人のエネルギー関係が同じくらいになることもあれば、どちらかが強くて(上で)どちらかが弱く(下に)なることもあります。
同じくらいのエネルギーなら大きな問題にはなりませんが、上下関係があるような相性エネルギーだと何かの瞬間にガタッとバランスが崩れるようなことも起きます。
あるカップルのお話です。
彼女であるYさんが強く(上)て彼が弱い(下)という相性エネルギーだったのですが、彼は男気があって、男性性の強い人。
相性エネルギーに上下関係があっても、彼のほうが上でYさんが下なら問題はありません。
Yさんが彼に引っ張ってもらえば良いんですね。
また、男性のほうが下になるようなエネルギーでも、女性性が強く甘えん坊でドMな男性なら問題はありません。
強い女性に引っ張ってもらえば良いんです。
けれど、二人の間はそうでなく、Yさんが上で男性性の強い彼が下。
男性性が強い彼は可愛らしい態度を取ったり甘えたりすることが出来ませんし、潜在的に「男が上」という意識があって、自分がYさんの上に立ちたくなります。
そうなると相性エネルギーの反転が起きてバランスが崩れ、問題にならないはずのところで問題らしきものが起きやすくなるんですね。
エネルギーバランスが崩れがちなカップルは、ちょっとしたことでもお互いに怒りのツボを押しやすくなったり、我慢を強いられているような感覚に陥ることもあります。
また、すごく気を使っているつもりなのに、知らない間に相手の怒りのツボを押してしまって、何が何だかわからない状態になることもあります。
相性エネルギーが元で悩まれている人は多いです。
もしもパートナーとの関係性で悩むことが度々あるのなら、二人のエネルギーバランスが崩れているかも知れませんね。